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元ログハウスメーカー現場監督とCAが夫婦で世界一周へ!将来は古民家改修してゲストハウス&カフェ運営!世界の衣食住を感じる旅、世界中のゲストハウス、カフェ、現地の生活に触れ感じた事を記録しています!

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【Australia】Cairns ✈︎ 熱帯雨林にある町「キュランダ」その③

 


突然の悲劇

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こんにちは!Chiharuです。

 

前回の続き、もう後はキュランダからの帰りのことを書くだけなんですが

その帰りに色々とあったんです....

 

キュランダからの帰り道は

行きと同じく

列車・スカイレール・バス・車

とありますが

 

行きに列車の旅を楽しんだ私たちは

帰りはバスで帰ることに。

 

バスはたったの7ドル50セント

40分くらいで帰れます。

列車が1人50ドルくらいだったので

だいぶお得ですよね!

 

楽しかったねーと

そろそろバスの時間が来たので帰ることに。

キュランダはほとんどの施設が16時くらいには閉店してしまうそう。

なので最終のバスも16時台。

 

本当はキュランダ発ケアンズ 駅行きなんですが、

私達のいたレインフォレステーションにも途中で停まってからケアンズに行くとのこと。

「16時15分に来るって書いてあるからここで待っていよう」

と行きにもらった時刻表を手に待っていると

「なんか人がどんどん少なくなって来たね。」

「ていうか、うちら2人しか残ってないよ。」

他のツアー客は専用バス、個人の人も車で帰っていった模様。

 

心配になって来た私達は、店員さんに聞いたところ

「バスの運転手によっては停まらないかもしれないから、道路の脇に立って手を振らないと停まってくれないかも」って

 

ええええええええぇぇぇぇ((((;゚Д゚)))))))

そんなこと聞いてないよ〜!笑

 

今バスが来るはずの16時15分の5分前

2人で道路脇に立ち、手を振る準備万端で待つこと...20分

 

「でもこっちのバスって結構遅れたりするし...」

とその時、時間はすでに16時35分すぎ...

もう来ないのか、もう少し待てば来るのか分からず...

ちらっと道路脇からお店見てみると

閉まってるΣ(゚д゚lll)

 

やばいやばい。

まだ今の所Wifiで生活できていた私たちは

SIMカードも買っておらず

ネットが使えない状態。

これでは、Uber(タクシーを呼ぶアプリ)も使えない。

電話もできない。

お店の人にタクシー呼んでもらうかと考えていたら

もう閉まっている。

 

...どうしよう...

もうこうなったら

ヒッチハイクするしかない...

 

果たしてこんな山奥から

無事にケアンズ まで帰れるのか...

 

救世主現る

バスも来ないし、人も来ない。

落ち込んでいた時に

駐車場からスタッフの人らしき人たちが車で帰る所に遭遇。

見るとアジア系の男女2人。

 

良かった!と思い、車に近づき話かけました。

「すみません!バスが来なくて帰れなくなったんです!

中にまだ人はいますか?電話を借りてタクシーを呼びたいと思って。」

と英語で伝えると。

「え!バス来なかったの?どこまで帰る予定だったの?」

ケアンズ 駅までです。」

「もう中には誰もいないのよ。」

と言われ、どうしよう...と考えていたら

男女2人が色々と話して相談してくださっている様子

そして、男性が

「..あの、日本人ですか?」と日本語で聞いてきて

「え?そうです!日本人です!!!」

と実は日本人の方!!

それだけでもだいぶ安心したのに

 

「あの、こんな狭い車で申し訳ないんですが...後ろ乗って行きますか?」

 

救世主現れたーーー!ヽ(;▽;)

 

みなさん、私たちはキュランダで救世主に会いました。

救世主のお名前は、Isaoさん。

10年ほどオーストラリアにご家族で住んでいらっしゃるとの事。

 

そして救世主Isaoさんの車に乗り、

近くのバス停まで行き

もう1人のアジア系の女の子は別の所に行くらしく、

一緒にバスまで案内してくれるとのこと。

なんて親切な...泣

と思っていたら

 

途中で景色の良い所に停車

Isaoさんが

「ここ展望台だったんですよ、景色綺麗なので良かったら降りて写真取ります?」

 「わー綺麗ですね!」

「せっかくなので、お二人の写真取りますよ」

「え?」

「はい撮りますよー。ハイ、チーズ!」

 

なんですか、この陽気な優しさ。笑

確かにとっても綺麗ですけど...笑

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アジア系の女性も

「バス停でも私がどれに乗ればいいか案内してあげるから!」

というなんて優しい人。

そして、バス停まで来た時にも

私たちが住んでいる所を調べてくれて

何のバスで家まで帰れるのか調べてくれました。

 

しかし見ていたら、どうもケアンズ の街までは行くみたいですが

私たちの住んでいる所には

ここのバス停からは帰れないようでした。

それでも私たちは

「街まで帰れればあとは自分たちで帰れるので大丈夫です!」

と言ったんですが、

「街まで行って帰ると家まで遠回りだよね...僕が家まで送って行きますよ」

 

か、か、神対応すぎるIsaoさんヽ(;▽;)

 

その後、アジア系の女性はバス停で降りて行き

Isaoさんが私たちの家まで送ってくださることに。

 

「すみません、わざわざ家まで。Isaoさんも遠回りになっちゃいますよね?」

「ううん。どっちみち僕もこの辺で買い物したかったから丁度良かったです!」

 

天使なIsaoさんヽ(;▽;)

 

私たちは一気にIsaoさんファンに(笑)

 

色々と道中お話させていただき

世界一周し始めて、オーストラリアのケアンズ が最初で

今日がまだ3日目ということ話していたら

「世界一周すごいですねー!

そして3日目にして早速つまずきましたね!!ははは〜」

と笑うIsaoさん。

事実なので、何も言えない私たち。笑

そんなこんなでIsaoさんのとの楽しい会話をしながら

無事に家まで送り届けていただきました。

 

Less Is More

一時は山奥でバスに乗れず

どうなることかと思っていたけれど

 

Isaoさんにも出会えて

車に乗せてもらえて家まで送ってもらえた。

 

ケータイでネットが使えていたら

Uberも呼べてたし

自分たちでどうにか帰れてたんだろうな。

 

不便な時だったからこそ

人に頼らないとどうにもならなくて

 

それで気づいた人の温かさ

本当に心が温かい気持ちになりました。

 

Isaoさんの車から降りて

車が見えなくなるまで

頭を下げて、手を振りました。

 

Isaoさんも遠くから手を振っててくれました。

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「幸せの価値観が変わり始めたいまの時代、モノやお金に振り回されるのではなく、精神的・体験的なものに重きを置く。見た目は質素でも、そのほうが実は豊かなのだ」

 

Less is Moreの考えが頭をよぎった瞬間でした。

 

こんなついてない

ハプニングだったのに

なんでこんなに嬉しくて

幸せな気持ちになるんだろう?

と考えながら幸せな気分でその日は寝ましたとさ。

 

 

 

次回は、ケアンズグレートバリアリーフ編です!

お楽しみに!!

 

 

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