なんて国だよ、エチオピア！
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みなさん、こんにちは！Chiharuです^^
アフリカ入ってから本当に1日が…より早い。笑
帰国をなんとなく決め、終わりを決めたからかな？
果てしなかった旅が
終わりが見えてきてしまって
あと何ヶ月後には嫌でも帰るのか…と考えるようになりました。
（それでもあと5ヶ月くらい…）
現在ケニアからタンザニアのモシという街に移動してきたのですが
ここでもあまりネットがよくありません。笑
日記のように残しているものの
エチオピアから思うようにネットが使えず
それでも、もう毎日何かしら色々あって盛りだくさんです。
とりあえず、新年の目標、日記のようにブログを書く、エチオピア編！
書き留めていたので大放出。
1月10日（日）楽しく長〜い1日
日本人御用達のETTというツアー会社に
お迎えをお願いしていたものの
案の定迎えが来ていなかったので
もし迎えがいなかったら
ここに電話してと4つくらい電話番号を貰ってたので
（4つも貰ってる時点で来なさそうな気配プンプンしてた。笑）
4つに掛けまくり
やっと１つ出てくれた。
「ああ！迎えね！
えっと…あと5…いや10分で着くようにする！」
…絶対来ないなぁと待つ事20分。
全くの許容範囲ですが、
そろそろまた電話するか…
と電話したら
今向かってるらしい…
まあそんなやりとりを40分くらいまた繰り返し…笑
結局1時間後くらいに来てくれた。
まあでも無料で来てくれているから文句は言えない…笑
そしてオフィスが開いてないと思っていたから
実は、事前にオフィスが開くまで空港で仮眠してます。
と伝えていたんだけど
ETTの方が
迎えに行くから
自分たちのゲストハウスで寝てていいよー！
と言われたので
オフィス近くのゲストハウスで寝かせてもらった！
結局部屋で昼まで寝てしまった。
そして
昼にETTのオフィスに戻り
ツアーの予約
色々直前まで迷っていたけれど
アディスアベバまで来ていたので
世界一過酷と言われるダナキルツアーは
まずメケレという所まで行かないとだし
時間もお金もかかるし
Senが風邪気味だったのもあり
今回はやめて
コーヒー農園の方が行きたかったから
イルガチェフェへの農園ツアーに申し込んだ！
1人200ドル…1泊2日でホテルも含まれてるけど
アフリカ高いなぁー。（ ; ; ）
けど、まあイルガチェフェまで公共バスで7時間以上またもっと掛かるのと
農園へのコネがないと案内は難しそうだったので
今回ツアーにしました！
イルガチェフェまでは
7時間以上は掛かるので
早朝に出発するから
ゲストハウス泊まれば？
そしたら迎えも楽だし！
ゲストハウスは無料にするよ！と言ってくれた！
という事で
なんとゲストハウスに
3泊無料で泊まる事ができるということに！
実はアディスアベバ
カウチのホストの家に泊まる予定だったのですが
街中から遠いので、タクシーで行くしかないのと
ホストも忙しそうで、結局週末は留守にするという事だったので
ツアーとゲストハウスの件をホストに伝え
本来ならとっても失礼な事なのですが
直前にゲストハウスに泊まろうと
思うんだけど…
と伝えたら
自分も忙しくてごめんね！
それが君たちの最善のプランならば
全然いいよ！
会いたかったけど、仕方ないね
エチオピアの時間を楽しんでね！
何か他に必要な事があればなんでも言って！
ととても優しいホストでした（ ; ; ）
より泊まれない事が悔やまれました。笑
という事で、今回は街中でゆっくりする事に
ETTのオフィス下にあるカフェでコーヒー！
WiFiはあるー！と喜んだけれど、無いのと同じ！笑
エチオピアのネット環境はかなーり悪いです
かなり整っていないとネットないし、あっても繋がらないことも多々。
ちなみにETTオフィス内のWiFiは
人が少ない時はサクサクです！
その後
スーパーで
買い出しし、帰ってパスタ作って食べていたら
ゲストハウスにいたローカルのスタッフが
ご飯シェアしようぜ！
とインジェラを用意してくれました。笑
実はお昼にさっそく食べていたローカルフード
「インジェラ」
見た目雑巾、味はゲロ
となんとも酷いイメージをつけられているインジェラ…
私達も覚悟して食べましたが
味は酸味が強い、甘くないクレープみたいな感じ。笑
結果私は結構好きで
Senは無理…という感じ。笑
もちろん私も現地の人もインジェラ単体では食べませんが、
一緒に食べるお肉や野菜炒めみたいなのと一緒に食べるのがとっても美味しい！
しかも結構チリをつけて食べたりするんですが
辛いもの好きな私は結構好きな感じでした！
そして、宿には
すでにアフリカ旅行を終えた
医学生のYくん
現在ナイロビ在住の
個性豊かで、経歴が面白すぎるHさん
と日本人の方にたまたまお会いして
情報交換したり
仕事の話をしたりと
特にHさんとは
とっても濃い話が出来て
夜中まで話してしまいました！
そしてHさんに関してはこの後とてつもなくお世話になることに…
とにかく
楽しい、でも長い（笑）
1日目の夜が終わりました…。
1月11日（土）美味しいコーヒーを探して、携帯スられた。
朝ゆっくりして
ケータイSIMカードゲット
色々調べたらRIDEというアプリが良さそうだったのでタクシー配車したものの
Uberはカードで払えるのがRIDEでは
現金払い。しかも最初に提示されて金額より、結局実際にかかった時間や距離を足されて、
金額変わる！笑
意味ない！笑
と思いながらもその金額はアプリの会社が出していてお互いのアプリに表示されるのでぼったくりはない。（このアプリにぼったくられてるかもしれないけど。笑）
とにかくタクシーで10分くらいで
美味しいと評判の
TOMOKA COFFEEへ！
結果、次の日も通うほど美味しかった～^^
この後、コーヒー農園にも訪れるのですが
クオリティの高い豆は、首都であるアディスアベバへまず行くか
そのまま契約している会社、日本や、ヨーロッパなどに輸出されていくのです。
なので、農園の周りではクオリティが低めの豆を使っているので
エチオピアに限った事ではないですが、美味しいコーヒーを！となったら、大都市の美味しいカフェ、ロースターに行くのが正解です。
深煎りで普通のコーヒーを頼んでも
アメリカンの濃いバージョンが出てくるんですが
嫌な苦味もなく、良いアロマと
レーズンの様なフルーティさが後にきて割とさっぱり！
コーヒーやラテも飲みましたが
おすすめは、マキアート!
濃いめのコーヒーとミルクの相性が抜群！
コーヒー好きですが、コーヒー好きならブラック飲め！
なんて言いません。笑
それぞれの豆、焙煎の仕方、お店によってやはり美味しいなと思う飲み方があると思うので＾＾
現地の方がほとんどマキアートを頼んでいるのを見て、
頼んでみたら、やっぱり大正解！
それとシナモンロール！
コーヒーがレーズンのような後味で甘めだけどスッキリ…と思っていたら
シナモンロールにもレーズン入っていて
これまたマキアートとの相性も抜群！とっても美味しかった！
まとめ買いしたかったくらいです！
店内は
現地の方で溢れかえってます！
座るスペースはほぼないのでみんな
飲んで喋ってすぐ帰る、社交場のような感じ！
豆も購入できるので、私たちも購入！
お茶も安かったので買ってみたけどお茶はイマイチでした。笑
コーヒーの発祥と言われるエチオピアですが、その中でも、KAFAと言われる地域が発祥と言われていてTOMOKAは、昔そこのコーヒーを使い始めて、今ではエチオピア全体の高所で採れるコーヒー豆を厳選してブレンドしているようです！
帰りは時間もあるし歩いて帰ることに！
40分くらいで帰りはほぼ下り坂なので楽でした。が！
途中3人組の若い男の子達に囲まれて
1人は私
2人はSenに一瞬からんできて
何か売ろうと目の前に商品を出してくる。
腕とかも掴んでくるので
私も強めに
“Hey, don’t touch me!! ”
（ちょっと、触らないで！！）
と言ったらすぐ離れるんですが
エチオピア人のしつこさはやはり鬱陶しいです。
張り切ってまた歩いていたら
Senが
あれ？俺ケータイ…
と言い出して、
真っ青になる私たち。
え？ポケットに入れてたの？
カバンに入ってない？
と調べたものの、ジーンズのポケットに入れてたケータイが
スられた！！！
最悪だー！！絶対あの子達だ！！
特に2人に囲まれたSenは
1人が目の前に商品を出してきて視界を遮り
もう1人が腕を結構な力で掴まれたのだとか！
そこに意識を集中させて
ポケットに意識がいかないようにしてたよう…
5分も経ってないくらいですが絶対もう取り戻せない…
最悪だ
ケータイがー；；
とSenが嘆いていたら
後ろから
「おーい！！」
とさっきの若者達が走ってきた。
え？何？と思ったら
男の子が
「ケータイ落ちてたぞー。」
とよく見ると片手にSenのケータイが！！！
そして、近寄ってきた瞬間に手を差し伸べてきて
「500ドルな。」
「アホか！！」
とケータイだけ取り返し
無視して帰りました。笑
エチオピアですられたケータイが
戻ってきたという奇跡のお話。
いやー、いい意味でアホで助かったー！笑
（関西ではアホはちょっと可愛らしさも含んでいるんですよね？）
Senも私も最新のiPhoneではなく
古い型なので、これ売ってもお金にならないな…
返しに行ってその代わりにお金請求しようぜ！
となったのかもしれませんね。
新しいiPhoneじゃなくて良かった。笑
12日 信じるって果てしない
また朝起きてタクシーで
TOMOKAへ！
マキアートとシナモンロールを頂いて、また歩いて帰ることに！
しかし、昨日も実は探していたのですが
コーンロウが出来る美容院に行きたい！
と帰り道探していましたが帰り道にはなかったので
昨日調べてありそうな場所へ行ってみました！
そしてSen念願の
コーンロウ！
私も見てたらやりたくなったので
半分だけやってもらった！
2人で1200円くらい！
美容院行く前から歩いてたら
エチオピア人のおじさんがずーーーっと付いてきて、話しかけられてて
エジプトで人が良さそうな人に騙されてから
かなーり疑い深くなった私たち。
自分たちで美容院見つけたのに
私たちの後をついてきて
俺が通訳してあげる！とか
日本人の友達がいるから、助けたい！
絶対案内料だとかを取られるに違いない。と思って
割とはっきりと
「本当に好意だったらごめんね、でも前も騙されたから言うんだけど、今さっき会った人を信用出来ないし、お金は絶対に払わらないよ」
と伝えたら
「お金なんていらない！俺は助けたいからやってるんだ！信じてくれ！」
私たちが何回ももう帰っていいよ！通訳もいらないし、自分たちで出来るし！と言っても居座るし…
本当に良い人なら、私たちの意見も尊重するはずだよなぁ…って思って信用せず。
結局2人のコーンロウが終わるまで待って、ずっと付いてくる人。
街を離れてきたのにまだ付いてくる…
途中大きなホテルがあったので
そこに入ることにしたら
「じゃあ、俺はここで…じゃあな、気をつけてな。」
と少し残念そうな顔をしながらもそこでなんとか巻くことができた！
海外、特にアフリカなんて警戒して当たり前なんだけど
彼の気をつけてな！っていうセリフと顔が頭からしばらく離れなかった。
もしかしたら、本当に親切で、心配して付いてきてくれたのかな？
でももしかしたら後でお金請求してくるかもしれない…。
これは誰にも分からない。
けど、人って信じるより
疑うことの方がよっぽど簡単。
そして心底悪い人って本当はいなくて
信じていれば変わる事だってあるって信じたくて。
信じていたらエジプトで騙されたんだけど。笑
（特に被害はなかったけど、普通に友達と思っていたらお金を借りたいと言われて断ったらいなくなった。笑）
それが結構ショックな出来事で
大切なのは、人を見る目を養う事だなと
最近思った。
信じる事は勇気のいる事で
裏切られた時の悲しさはかなり大きい。
でもそれで信じる事をやめて疑うばかりでは悲しすぎる
さすがにお金が絡んで来る事には警戒した方がいいけれど
危険がない範囲であれば出来る限り人を信じていきたいなあ
なんて考えた出来事。
人を信じることって果てしない…。
（↑右の人が付いてきたおじさん）
その後宿まで歩いていると
実は昨日も通った店の前で
「日本人かー！坂本九って知ってるかー？」
「上を向いて〜歩こう〜♪」と勝手に歌い出すおじさんがいたのです。
昨日も話しかけられた、そんな陽気なおじさん
この日もまたいたので
へーい！と声掛けたらとっても喜んでくれて
「おー！坂本九！（坂本九じゃないけど。笑）また来てくれたのか！
来ると思ってたぜ！！昼食べたか？食べろ食べろ！」
という事でこの日はここで昼食（インジェラ）を食べる事に！
さっきの親切おじさん事件の後で
このおじさんを信じようと思った。笑
これは私の勘！！笑
そしたら結果
何か請求してくる事もなく
楽しく話して、飲んで
食べて…
と愉快なおじさんだった！
ここではエチオピア人の優しさ、明るさ、人の良さを感じられて
少し癒されたのでした。
↓坂本九おじさん
ありがとう、坂本九おじさん！！と愉快なお客さんたち
これからの旅でも人を見極める力を養いたい。
そんな風に思った日でした。
しかし、この後も
エチオピア人に悩まされる事になるとはこの時はまだ知らない。笑
13日 遂に憧れの地イルガチェフェへ！
遂にコーヒー農園ツアー！
朝からイルガチェフェに向かって
朝6時に宿を出て出発！
途中朝ごはん食べたけど
現地の人は毎食インジェラ。笑
そして生肉を食べてる！
これもチリつけて、インジェラと一緒に。
流石にこれはお腹が心配だったので食べませんでした。笑
でも日本もレバ刺しとかユッケとか馬刺しとか生肉食べてるからなぁ…と思いつつ
やはり衛生的に違うので遠慮しました。
イルガチェフェに着いたのは
15時か16時ごろ。
ツアーの話を聞いていた時には
ホテル代込み1泊2日のツアーで
1日目着いた午後に農園行って
2日目の朝、コーヒーセレモニーがあってもう一個農園行って
午後には終わりのツアー
と聞いて予約したので
イルガチェフェ着く時
運転手に
「ホテル取ってるんだっけ？」
と言われ、
「え？知らない…取ってくれてるはずだけど」
「あーそっかそっか。」
（え…大丈夫？笑）
と思ってたらホテル取れてなくて
直接ホテル行って交渉してくる！
と交渉し決まって滞在する事に。
1日目農園行くって聞いてたけど…
って言ったら
え？うーんでも天気が悪いから
明日行こうと言われ…
これから農園の人たちと話をするとの事。
まあ、本当に天気は微妙だったけど
1泊2日でお金払っていて、終わり時間は一緒だから
なんか1日目何もしないのも、なんか損した気分になる。笑
全くオーガナイズされてないこのツアー。笑
大丈夫かなと心配しながらも
私たちもさすがに移動疲れでぐったりだったので
ゆっくりすることに。
ネットも繋がらないし調べたらもできない
という事で、街ブラすることに。
イルガチェフェは本当にコーヒーしかない街で
他に何もない
思ったよりも車通りが多くて
そこら中工事している。
観光客も全くいなかったから
かなり自分たちの存在が浮いてたと思う。笑
街を少しぷらぷらしていると
子供達がずーっと付いてきて
「マネーマネー！ヘイ！マネー！」
知っている英単語はこれくらい。
でも、これはエチオピアほぼ全土そう。
車で少し停まっても、ずっと言ってる。
他には、
「ペン！ペン！」
とペンが欲しい子達もたくさんいた。
もし日本というか、他に物資が豊富な街から来ていたら
大量に鉛筆やペンを買ってそれを渡してあげてもいいかもしれない。
現地の人曰くカミソリなどもあまり無いらしく、喜ばれるとのこと。
近所のコーヒー屋さんに立ち寄って現地の人たちとコーヒーを楽しみ
この日は運転手とご飯を食べて
次の日の打ち合わせ。
美味しい、インジェラを食べて
大人しく寝る事に
エチオピアのネット環境はかなり悪く
停電もしょっちゅうあるので
日によって、街全体、いや国全体？で
ネットが繋がらないらしい。笑
次の日はたぶん繋がるってスタッフは言っていたけど
本当かいな！
と思っていたら
朝少しだけ繋がった。笑
不思議な国、エチオピア。
この後も中々濃い旅が続きます。
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